【Opinion】日本人は開始時間しか守らない!

こんにちは。

米屋です。

 

今日は個人的にちと気になった記事があったので意見しちゃおうと思います。

 

「日本人はスタート時間しか守らない」ツイートに反響多数!
https://getnews.jp/archives/2067051/gate
「日本人の美徳」として時間をキッチリ守るというのが挙がることが多いですが、ある『Twitter』ユーザーが「スタート時間しか守らない」とツイートして多くのRTと「いいね」、そして共感を集めています。
…抜粋…

 

終了時間にルーズな程度で終わればまだマシで

それどころか生産性の議論に積極的な人間は慣習に異を唱え

職場の和を乱す「馬鹿」扱いされてしまうことすらあります。

 

生産年齢人口の縮小が著しい我が国は生産性に対してもっと真剣に考える必要があります。

 

政府は現在働き方改革推進に躍起になっていますが、現状のやり方では絶対にうまくいきっこありません。

その理由は単純で、最近ニュースにもなった杉田水脈議員の「LGBTは生産性が無い」発言や問題に対しての反論から見れるように、日本人の多くがそもそものところ「生産性とはなんぞや?」を理解していないからです。

 

生産性とは簡単に言えば

労働者1人あたりが産み出した付加価値額です。

式で表すと〈付加価値÷労働者数〉になります。

詳しくはこちら

https://bowgl.com/2017/06/23/labor-productivity/

 

ここでのポイントは分母は

人数(あるいは時間)であって

けっして人件費ではない!

…ということです。

 

「幾らの人件費でいくら稼いだか」というのは

売上高人件費率と言い

生産性を考える上での参考にはなりますが

生産性の式とは別物です。

 

ここから冒頭の杉田議員の発言を考えてみると、生産性効率の話であって出生率とは何の関係も無いですし、したがって杉田議員の発言は意味不明で更に、それに腹を立てたり問題にしている人達もはよくわかっていないことがわかります。

 

繰り返しますが生産性の分母は人数であって

人件費ではありません。このあたりを世間的に勘違いし始めたあたりから「常識」が徐々に「正常値」から遠くなり始めたような感じがあります。

 

我々民間は外国人労働者受け入れによる

〈生産性の向上〉に積極的ですがそれは

売上高人件費率の改善であって

生産性の向上ではありません。

 

生産性は「安く作る」というのとは少し別の話しなんだぜ?

という事を理解する必要があるのかもしれません。

 

今日は柄にもなく真面目なお話しですいませんでした(´・(ェ)・`)